7月4日放送の『徹子の部屋』に、ナイツの塙さんと土屋さんが登場されます。
話題の中心は、塙さんが今年2月に顔面を骨折したという驚きの出来事になるのではないでしょうか。
その裏には、ナイツの師匠・内海桂子さんの「芸人魂」への深い思いがありました。
今回は、そのケガの経緯や、師匠とのエピソード、さらには兄・はなわさんとの絆まで、徹子の部屋で語られそうな内容を先取りでご紹介します。
興味のある人は最後までお付き合いください。
ナイツ塙が顔面骨折したのはなぜ?
ナイツの塙さんが顔面を骨折したのは、ある番組のロケ中のアクシデントだったそうです。
番組では、話題のホットスポットを巡るロケで富士吉田市を訪れていた際、夜の暗い道で誤って穴に落ちてしまったとのこと。
顔面を強く打ち、その後の検査で骨折がわかったようです。これにより、一時的にステージを離れざるを得なくなりました。
しかし、「骨折程度でステージを休むなんて」と思う人がいるかもしれません。でも顔のケガは漫才師にとって致命的とも言えるもの。
マイク前での表情や発声にも影響しますし、安全面からも無理はできない判断だったのではないでしょうか。
その間、代役を務めたのが実の兄である芸人・はなわさんだったという話もあり、兄弟間の絆を感じさせる展開に。
実際の舞台でどのように代役が行われたのか、詳細は明かされていませんが、舞台を守る姿勢に兄弟の愛がにじみます。
ナイツ塙さんは、芸人として“舞台を休む”ということに少なからず葛藤があったように見えました。
そこには後述する師匠・内海桂子さんの存在も影響しているのかもしれません。
ちなみに富士吉田は、夜になると街灯が少なく、観光客が足元を見落としやすい場所もあるので、聖地巡礼の際にはライト持参がおすすめですよ。
内海桂子はステージを休まなかった
ナイツの師匠である内海桂子さんも、実は似たような大ケガを経験しています。
80歳を超えたある日、自宅の階段から転倒し、手首を骨折。
さらに顔面を打撲して大きく腫れあがったといいます。にもかかわらず、予定されていた舞台には休まず出演。
ナイツの二人が驚いたほどの“強さ”を見せました。
とはいえ、「80代でそこまで無理をしなくても」と思う方もいるでしょう。
でも桂子師匠は、まさに“芸人の魂”を体現した人。どんな状態でも客前に立つことを信条としてきました。
塙さんの話によると、そのときの桂子さんの顔は、今回の塙さん以上に腫れていたにもかかわらず、まったく動じることなくマイクを握っていたそうです。
もはや芸人としての矜持がにじみ出ていますよね。
こうした姿勢は、弟子たちにも大きな影響を与えていたに違いありません。
実際、塙さんは今回のケガを経て、より師匠の生き様を深く感じたのではないでしょうか。
私自身も高齢の方が舞台に立ち続ける姿には、強い感動を覚えます。芸の世界って、やっぱり年齢じゃないんですね。
内海桂子さんの芸人魂
桂子師匠の“芸人魂”といえば、ケガをしても舞台に立つだけではありません。
その仕事愛の深さは、日々の言葉の端々からもにじみ出ていました。
塙さんが語るエピソードの中で印象的なのは、「舞台で私のことをボロクソに言っても構わない。どうせ笑いになるんだから」という言葉。
普通なら少し怖いくらいの発言ですが、そこには“舞台を一番に考える”という精神が込められているように感じます。
一方で、「漫才は、言葉で絵を描くもの」という指導も。内容だけでなく、話し方、間、空気までを意識させる言葉に、深い芸への哲学を感じます。
もちろん、「そんなにストイックにならなくても…」という意見もあるかもしれません。
でも、桂子師匠のような存在がいたからこそ、ナイツの今の確かな漫才があるのだと思うと、この精神の継承は本当に大切なんだと気づかされます。
今も思い出すのは、桂子さんがTwitterで発信していた晩年のユーモア。
「今日は手がしびれて文字が打てない」と書いたのに、ちゃんとツイートしていたんですよ。そんな矛盾まで笑いに変える力に、本物の芸人の姿を見た気がします。
徹子の部屋にナイツが登場
今回の『徹子の部屋』では、ナイツの二人が出演し、塙さんの顔面骨折をきっかけに、いろいろな裏話が語られるのではないかと予想されます。
番組情報によれば、怪我の詳細に加え、塙さんが舞台に立てなかった時期のエピソードや、兄のはなわさんが代わりに舞台に立ったという心温まる話なども披露される可能性があります。
「そこまで語らなくても…」と思われるかもしれませんが、逆にこういった場で話すことで、芸人としての自分を整理し、また前に進めるのかもしれませんね。
そして忘れてはならないのが、内海桂子さんの存在。今回の放送では、塙さんが桂子師匠の教えをどう受け止め、今なお心に刻んでいるのかが見えるトークになるのではと期待が高まります。
この放送、ナイツのファンはもちろん、芸人という仕事に心を打たれた人なら必見です。個人的にも、あの徹子さんの前でどこまで“芸人魂”を語れるのか、すごく気になります!
ナイツ塙の顔面骨折と内海桂子師匠の過去に芸人魂まとめ
- ナイツ塙が顔面骨折したのはなぜ?については、富士吉田でのロケ中、暗闇で足を滑らせて穴に落ち、顔面を強打したことで一時ステージを休演した出来事が背景にあります。
- 内海桂子がステージを休まなかったことについては、80歳を過ぎて階段から落ち顔面を強く打っても、仕事を休まず舞台に立ち続けたというエピソードを紹介しました。
- 内海桂子さんの芸人魂については、「自分のことをネタにしてもいい」と弟子に伝えるほど、笑いと向き合う覚悟を持ち、塙さんに多くの教えを残した姿が印象的です。
- 徹子の部屋にナイツが登場については、塙さんのケガの経緯や、兄・はなわさんが代役を務めた裏話、そして内海桂子師匠の深い存在感が語られる、見逃せない回となりそうです。
それでは、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
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